足汗に効果がある制汗剤の選び方とは?重視すべきポイントは?

 

足汗が酷いんだけど、制汗剤って効果あるの?
足汗用の制汗剤はどんなものを選べばいいの?
制汗剤以外にはどんな対策がある?

 

足汗 制汗剤

 

足には汗腺が集中しており、他の部位よりも汗をかきやすい部分です。
ですから、体温調節として足から汗をかくことは全く問題ないのですが、
・靴下がびしょびしょになる
・靴が臭い!
・ムレるので水虫が心配
・フローリングに足跡がつく
・お座敷が恐怖…
このような、ちょっと尋常ではない大汗に悩んでいるのなら、なんらかの対策が必要です。

 

足汗対策として真っ先に制汗剤が挙げられますが、種類がたくさんあってどれを選べばよいのか迷ってしまいますよね。

 

今回は足汗用の制汗剤について、タイプ別にどのような効果があるのか調べてみました。
体質に合った制汗剤を選ぶのがポイントですので、足汗でお悩みの方は、是非、参考にしてください。

足汗に制汗剤って効果あるの?

足汗対策として一番初めに思いつくのが制汗剤ですが、どんな制汗剤でも足汗に効果があるのでしょうか。

 

答えはNo! どんな制汗剤でもOKというわけではありません。
なぜかというと、汗の種類によって制汗剤は使い分ける必要があるからです。
汗は次の2つの汗腺から分泌されます。
1. エクリン汗腺
2. アポクリン汗腺

 

それぞれの特徴を見ていきましょう。

 

1.エクリン汗腺

・サラサラした水っぽい汗
・汗腺の開き方が急激
・汗の粒子が細かい
・臭いがない
・体温を調節する働きがある
・辛いものを食べた時や緊張した時に反射でかくこともある
・主な成分は水

 

2.アポクリン汗腺

・ベタベタした油っぽい汗
・汗腺がじわじわと開く
・ダラダラと流れることが多い
・臭いがある
・水以外に塩分や脂肪、アンモニアなどを含む
・毛穴から出てくる

 

足汗は「エクリン汗腺」から出る汗に当たります。サラサラしていて水っぽいのが特徴です。

 

「臭いがない、とあるけれど、私の足、相当臭うんだけど…」
その臭いは汗そのものの臭いではありません。足に繁殖した雑菌が臭いを放っているのです。
ですから、汗を止めることが出来れば、臭いも同時に解消することが出来ます。

 

もう一つのアポクリン汗腺の代表はワキ汗です。体臭の原因であるニオイ物質もここから作られます。

 

ドラッグストアなどで一番見かける制汗剤といえば、ワキ用のものになります。
ワキ用の制汗剤は、アポクリン汗腺からの汗に有効で、エクリン汗腺には効果を十分に発揮できません。

 

ですから、ワキ用の制汗剤を足にも併用するのではなく、足専用の制汗剤を選ぶことが大切なのです。

足汗に効果がある制汗剤の選び方とは?

足専用の制汗剤も、ワキ用に劣らずたくさんの種類が出回っています。どれを選んだらよいのか困ってしまいますよね。
選ぶときには次の2つのポイントに注目しましょう。

 

1. 制汗剤の主成分
2. 制汗剤のタイプ

 

1.制汗剤の主成分

まず、制汗剤に含まれている成分を見ていきます。
ここで注目するのが、「塩化アルミニウムが配合されているか」です。

 

○ 塩化アルミニウムとは

多汗症の治療のために皮膚科で処方されるのが、塩化アルミニウムです。
市販されている塩化アルミニウム配合の制汗剤は、医師から処方される薬より濃度は低いですが、かなり高い効果が期待できます。
しかし効果が高い分、扱い方に注意が必要です。
初めて塗る時は、濃度の低い製品から試すことをお勧めします。
また、「13歳以下のお子さん」「妊婦さん」は使用禁止です。

 

肌の弱い方には、塩化アルミニウムは刺激が強すぎる場合もあります。
副作用がちょっと怖い…というイメージをお持ちの方は、塩化アルミニウム不使用のものを選びましょう。
ミョウバンやティーツリーなど、雑菌の繁殖を抑える成分が入ったものなど、製品ごとに工夫がされており、安心して使えます。

 

2.制汗剤のタイプ

制汗剤のタイプも様々です。自分の生活習慣に合ったものを選ぶことがポイントとなります。

 

○ クリームタイプ・ジェルタイプ

手にとって足に塗り込むタイプです。使いやすく衛生的にも優れています。
家族とのシェアもしやすいです。

 

○ スプレータイプ・ミストタイプ

制汗剤として一番身近なタイプです。外出先でもストッキングの上からも使え、使い勝手がひじょうに良いです。

 

○ ローションタイプ

パシャパシャと豪快に使えるローションタイプは、お風呂上がりに一度塗れば効果が長続きするものが多いです。

 

○ ロールオンタイプ・スティックタイプ

制汗剤に直接触れることなく塗ることが出来るタイプです。足裏には塗りやすいですが、指の間に塗り込むには少しコツがいるかもしれません。

 

○ パウダータイプ

汗腺をパウダーでふさいでしまうという点では、スプレータイプと同じですが、直接パウダーをはたくので、サラサラ感がとても良いです。

 

○ シートタイプ

汗をかいてしまった時にとても便利です。会社帰りのデートの前などに使えば、安心ですよね。

 

お勧めは塗りやすいクリームタイプやジェルタイプですが、外出先用にスプレーやシートタイプを持っていれば安心感がありますね。

市販されている足汗向け制汗剤をピックアップ!

 

足汗 制汗剤

 

実際に人気のある制汗剤をいくつかご紹介していきます。

 

○ オドレミン

塩化アルミニウム配合のローションタイプの制汗剤です。
塩化アルミニウム含有量は13%で、海外の製品よりは低めです。
お風呂上がりに良く拭いてから使用します。

 

○ 足サラ

塩化アルミニウム不使用の、足汗用の制汗ミストです。ムレも臭いもしっかり取ってくれると口コミでも評判です。
持ち運びが楽チンなミストタイプなので、外出先でも気になったらすぐにスプレーできます。

 

○ デオナチュレ足指さらさらクリーム

こちらも塩化アルミニウム不使用のクリームタイプの制汗剤です。
指の間にもしっかり塗れるため長時間効果が持続するとの口コミ多数です。
ドラッグストアでもよく見かける製品のため購入しやすいのもポイントです。

 

気になる製品はありましたか?

制汗剤だけじゃダメ!日頃の足汗対策は?

制汗剤だけで汗を押さえるのも限界があります。他の対策と併用すれば、2倍、3倍の効果が期待できます。
足汗の症状別に、対策をご紹介していきます。

 

○足蹠多汗症(そくせきたかんしょう)

全身には汗をかかずに、なぜか足にだけ汗をかいてしまう。しかし寝ているときには汗をかかない…
そんな症状の場合は、足蹠多汗症かもしれません。
結核などの感染症、バセドウ病、褐色細胞腫などの内分泌代謝異常など、病気が原因の場合がありますので、一度医師に診断してもらった方が安心でしょう。
原因となる病気が治ると、足汗も治まっていきます。

 

○精神性発汗

緊張したりストレスを感じた時に汗がドバーっと出てしまいます。
汗をかきたくない、と心配し過ぎると余計汗をかく…という悪循環に陥ってしまうので、常にリラックを心がけましょう。
適度にストレス発散をして、生活習慣を整えることから始めてみましょう。

 

○冷え性

足先が常に冷えていると、体温調節の基準が狂ってしまい、発汗のコントロールが乱れてしまいます。
発汗コントロールが一度乱れてしまうと、温度差に敏感になり、さほど温度が上がっていなくても体温を下げようと汗をかいてしまいます。
温水と冷水に交互に足をつける、温冷足湯をすることで改善されます。

 

他には、「有酸素運動」や「湯船にしっかり浸かる」ことも汗腺を鍛えるのに有効です。

足汗に効果がある制汗剤の選び方|まとめ

いかがでしたでしょうか。

 

足汗にはエクリン汗腺に有効な足専用の制汗剤を使いましょう。
制汗剤を選ぶときのポイントは、
・制汗剤の主成分(塩化アルミニウム含有か、否か)
・制汗剤のタイプ
を基準にして、自分に合った制汗剤を探してみてください。

 

また、制汗剤だけでは押さえられないほどの大汗の場合、病気が原因の足蹠多汗症の可能性もありますので、一度医師に診断してもらいましょう。