自力で手汗を止める方法ってある?事前にできる対処法とは?

人より手汗の量が多くて、握手やものに触るのをためらってしまう。
何とか自力で止める方法はないかなぁ・・・

 

手汗を止めるために事前にできる対処法があれば知りたい!

 

手汗を止める方法

 

暑い時や緊張した時など、手足や脇、背中などに汗をかくのは生理現象なので仕方のない事です。

 

しかし、人と比べてあまりにも汗の量が多いと不安になりますよね。
特に手汗は、物を触ったり握手したりするとベタベタして人に嫌な思いをさせているんじゃないかと心配になります。

 

実は、日常生活に支障をきたすくらい発汗してしまう人は珍しくありません。
事前に対処できるものであればしたい!という人へ手汗が出る原因からその対処法まで一挙にまとめてみました。

手汗ってどうして出るの?主な原因は?

暑ければ汗をかくのは、体のメカニズム上いたって普通のことなのです。しかし手汗の主な原因は、一体何なのでしょうか?
以下に考えられる5つの原因を挙げました。
1. 精神的なもの
2. 肥満
3. ホルモンの乱れ
4. 病気
5. 生活習慣の乱れ
まず、精神的なものです。

 

人間は、興奮や不安、緊張など神経ストレスを感じると交感神経が刺激されます。
それが発汗につながり汗腺の多い足の裏や手のひらに汗を多くかくのです。

 

人間が狩猟生活をしていた時代、手足が適度に湿ることは滑り止めとして役立っていました。
興奮や緊張で発汗するのはその時の名残とも言われています。
しかし、この交感神経が恒常的に働いてしまうと多汗症になると言われています。

 

次に肥満です。
内臓脂肪や皮下脂肪が増えてくると、体内の熱をうまく外部へ発散できなくなります。体は大量に発汗して体温調節しようとするわけです。

 

ホルモンバランスの乱れも大きく関わってきます。
ホルモン生成の指令は脳から来ていますが、指令を出す部分と交感神経を司る部分は同じ場所なのです。運命共同体のようなものですね。

 

ホルモンバランスが崩れると必然的に自律神経に乱れが生じて結果的に多汗症を引き起こすのです。
女性の場合は、月経や妊娠、更年期などホルモンバランスを不安定にすることが原因になることもありますよ。

 

ここまでは、精神的なものを主にお話ししましたが、多汗症の原因には大きな病気が潜んでいることもあります。例えば、バセドー病・褐色細胞腫・糖尿病・急性リュウマチ・生殖器障害・プランマー病・甲状腺刺激ホルモン産出腫瘍 などです。

 

これらの病気の場合、たいていは全身多汗症になることがほとんどですので手のひらのみという人は可能性としては低いのですが、頭のすみには覚えておくと良いでしょう。

 

最後に生活習慣の乱れです。
熱いものや辛いものを好んで食べていると味覚性多汗症になるケースもありますし、たばこやコーヒーなどニコチンやカフェインといった刺激物を多く摂取することも多汗症の原因になります。

その場で自力で手汗を止める方法ってある?

手汗の原因が分かった所で、緊張する場面や精神的にストレスを感じることを避けて通ることはできませんよね。しかも事前にわかっていればまだ対処もできますが、突然に起こった時にドバッと汗がでてくるのです。

 

こんな時に自力で手汗を止める方法があるのです!

 

それは、ツボ刺激です。

 

手のひらの真ん中にあるのが、「労宮」というツボです。ここを3〜5秒間強く押して1秒離す。これを数回繰り返すことで発汗を和らげることができます。

 

あとは、親指と人差し指の骨がぶつかるあたりのくぼみにある「合谷」です。ここを反対の親指にやはりしばらく押しては離すというのを数回繰り返してみてください。

 

そして、リラックスへと導くために腹式呼吸をしてみると良いでしょう。

 

手汗を早く止めたいと思うと焦るってしまい、さらに交感神経が刺激されて余計に汗が出てきます。
手汗を止めたいと思うなら、副交感神経を優位に働かせる必要があるのでそのためには自分をリラックスな状態にすることです。

 

吐く息に意識を向けてお腹の底から深く呼吸をすることで副交感神経を優位しできますよ。

 

また、気持ちを落ち着かせることのできるアロマテラピやお香などを使ってリラックスするのもオススメです。特にラベンダー、ローズ、カモミールなどのハーブにはリラックス効果があると言われていますよ。

 

日頃からハンカチやコットンなどにアロマオイルをしみこませておいて、ストレスを感じていると思ったり手汗がジワリと出てきたらそれを嗅いでみてはいかがでしょうか。

手汗が出るのを未然に防ぐ対処法とは?

 

手汗を止める方法

 

日常で手汗予防の方法としてよく用いられるのが、制汗剤や塩化アルミニウム入りのハンドクリームです。これらは、ドラッグストアや通販などで簡単に手に入ります。

 

あとはイオントフォレーシスといって、電流を流した水に汗をかきやすい部分を20分浸して汗腺にダメージを与えて汗の生成を抑制するという方法もあります。これは定期的に行わなければいけませんが、家庭用の機器もありますよ。

手汗があまりにもひどい場合はどうする?

家庭で試せる対処法が効かないくらいの汗の量であれば、もしかすると多汗症という病気かもしれません。その場合は、皮膚科を受診してみることをオススメします。

 

今まで手汗は精神的なものからくるともお話ししました。そのため心療内科を受診する人もいらっしゃいます。

 

そこでは、神経遮断薬やボツリヌス注射など専門的な投薬や治療が受けられます。
また、胸腔鏡下交感神経節遮断術という手術も選択肢の一つにはあります。手のひらの汗腺に発汗の指令を与えている胸部の背骨近くにある交感神経を切断すると、手汗をほぼ100%止めることができます。
しかし、その代わりに胸やお腹、背中、お尻、太ももなどに汗をかきやすくなる「代償性発汗」という副作用がおこりやすいのでしっかり考えてから決断してください。

手汗を止める方法|まとめ

いかがでしたか。
手汗の主な原因は、ストレス・肥満・ホルモンバランスの乱れ・病気・生活習慣の乱れの5つが挙げられます。手汗の原因である緊張や不安を少しでも解消するためには腹式呼吸やアロマテラピ、手にあるツボを刺激してやると発汗が和らぐので、ぜひ試してみてくださいね!
それでも気になる人は、一度病院を受診して医師に相談してみるのも一つの手です。専門的な投薬や注射なども受けられますし、手術もあります。
ただし、手術に関しては代償性発汗という副作用も起こりやすいというデメリットもあります。
こちらもしっかり理解した上で検討してください。